こんにちは。ASD持ちのYです。
株式投資をしていると、「クロス取引」という言葉を耳にすることがあります。
株主優待を調べていると
「クロス取引で優待を取る」という言葉を見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。
クロス取引は、株価の変動リスクをほとんど気にせずに株主優待を取得できる方法として、多くの個人投資家に使われています。
しかし、
・なんとなく難しそう
・信用取引が出てきて怖い
・本当に損しないの?
このように感じている初心者の方も多いと思います。
ですが、仕組みを理解すれば初心者でも比較的安全に優待を取得できる投資方法です。
この記事では、
- クロス取引の仕組み
- 実際の損益のイメージ
- メリット・デメリット
- 初心者が気をつけるポイント
を、投資初心者でもわかるように丁寧に解説します。
読み終わる頃には
「クロス取引ってこういう仕組みなんだ」と理解できるはずです。
クロス取引は、株価の変動リスクを抑えながら株主優待を取得できる投資方法として、多くの個人投資家に利用されています。
ちなみに、楽天証券の「らくらく優待取引」を実際に使ってみた体験は、こちらの記事で詳しくまとめています。
👉楽天証券「らくらく優待取引」を使ってみた体験記事
クロス取引はなぜ株主優待でよく使われるのか?
クロス取引は、特に株主優待を取得する投資家によく使われる方法です。
その理由はシンプルで、
優待は「権利確定日に株を持っている人」だけがもらえるからです。
つまり、
・長期間株を持つ必要はない
・権利日に株を保有していればOK
という仕組みになっています。
そこで使われるのがクロス取引です。
クロス取引とは?
クロス取引とは、同じ株を同時に「買い」と「売り」を行う取引方法です。
具体的には
- 現物株を買う
- 同時に信用取引で同じ株を売る
この2つを同時に行います。
この状態にすることで、株価が上がっても下がっても損益がほぼ相殺される状態を作ることができます。
つまり、株価の変動リスクを抑えながら、株主優待を取得することが可能になります。
そのためクロス取引は、
株主優待目的の投資家によく使われる手法です。
クロス取引をイメージで理解
今回は
ミニストップ(9946)の株主優待取得を例に説明します。

次の2つのパターンを比較してみます。
①普通に株を買う(現物取引)
②クロス取引(楽天証券のらくらく優待取引)
その後、権利落ち日である 2月26日 に売却した場合の損益を計算してみます。
今回は説明をわかりやすくするため、株価を次のように仮定します。
2月16日:株価2,000円
2月26日:株価1,950円
現物取引の損益計算
まずは、現物取引のみで計算してみます。
キャピタルゲイン(値上がり・値下がり)
買値
2,000円 × 100株 = 20万円
売値
1,950円 × 100株 = 19万5,000円
➡ −5,000円の損
インカムゲイン(優待+配当)
ミニストップの優待
ソフトクリーム無料券 約500円 × 5枚
=約2,500円
配当金
10円 × 100株
=1,000円
➡ 合計+3,500円
現物取引の合計損益
キャピタルゲイン
−5,000円
インカムゲイン
+3,500円
➡ 合計 −1,500円
クロス取引の損益計算
クロス取引は
・現物取引
・信用取引
この2つを同時に行います。
そのため損益の計算は次のようになります。
キャピタルゲイン(値上がり・値下がり)
現物取引
買値
2,000円 × 100株 = 20万円
売値
1,950円 × 100株 = 19万5,000円
➡ −5,000円
信用取引
信用売り
2,000円 × 100株 = 20万円
信用買い
1,950円 × 100株 = 19万5,000円
➡ +5,000円
キャピタルゲインは
この2つが相殺されるため損益は0円になります。
ただし信用取引では貸株料がかかります。
貸株料
約300円
➡ 合計 −300円
インカムゲイン(優待+配当)
ミニストップの優待
ソフトクリーム無料券
500円 × 5枚
➡ 約2,500円
※クロス取引の場合は配当金は相殺されます。
クロス取引の合計損益
キャピタルゲイン
−300円
インカムゲイン
+2,500円
➡ 合計+2,200円
「今回は株価が下がっているからクロス取引の方が得じゃん」
と思う人もいるかもしれません。
ですが実際には、優待の権利落ち日に株価が下落する銘柄は多いため、クロス取引を使う投資家が多くいます。
私は以前、クロス取引を利用せず現物取引のみで優待目的で株を買い失敗しました。
失敗談はこちらの記事に書いてあります。👉【実体験】ミニストップ株主優待で含み損になった話
クロス取引のメリット
株価変動リスクを抑えられる
同時に買いと売りを行うため、株価が上下しても損益がほぼ相殺されます。
株主優待を効率よく取得できる
株主優待は、権利確定日に株を保有している人だけがもらえます。
クロス取引を使うことで、株価変動を気にせず優待を取得できます。
少ない資金でも始めやすい
信用取引を利用することで、資金効率よく優待を取得することが可能です。
クロス取引のデメリット・注意点
手数料がかかる
証券会社によっては
- 取引手数料
- 貸株料
などのコストが発生します。
人気銘柄は在庫がなくなる
優待人気の銘柄は信用売りの在庫がすぐなくなることがあります。
配当金は実質もらえない
クロス取引では配当金は相殺されるため、基本的には優待目的の取引になります。
初心者がクロス取引を始めるときのポイント
まずは少額で試す
最初は人気銘柄ではなく、コストが低い銘柄で練習するのがおすすめです。
手数料を確認する
優待の価値よりもコストが高くなると意味がありません。
権利確定日を確認する
株主優待をもらうためには、権利付き最終日までに株を保有している必要があります。
まとめ
クロス取引は、
株価の変動リスクを抑えながら株主優待を取得できる投資方法です。
仕組みを理解すれば、初心者でも比較的安全に優待を取得することができます。
ただし、
- 手数料
- 在庫
- 権利日
には注意する必要があります。
まずは少額から試して、少しずつ慣れていくのがおすすめです。
💡 クロス取引のポイント
・同じ株を同時に買いと売りをする
・株価変動リスクを抑えられる
・株主優待目的でよく使われる
・手数料や在庫には注意
クロス取引でよくある質問
クロス取引は初心者でもできますか?
できます。
ただし信用取引を使うため、
まずは少額の銘柄で練習するのがおすすめです。
クロス取引は本当にノーリスクですか?
完全にノーリスクではありません。
主なコストは
・貸株料
・手数料
です。
ただし株価変動リスクはかなり抑えることができます。
クロス取引におすすめの証券会社は?
クロス取引では、
・信用売り在庫
・貸株料
・手数料
が重要になります。
そのため多くの投資家は
・楽天証券
・SBI証券
などを利用しています。
私が「楽天証券らくらく優待取引」で詰まったポイントはこちらで解説しています。
👉クロス取引初心者が実際に詰まったポイント5つを紹介






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